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ブリッジが好きな人向け、おすすめのボードゲーム紹介②~連珠~


1. 前書き


こんにちはI!CBC管理人の鶴です。


ブリッジはいいゲームですが、たまには違うこともやってみたくなりますよね。

そんな時たまたま道端に碁盤と碁石が・・・!!


今回紹介するのは連珠というゲームです。名前はかっこいいですが平たく言うと競技用にちょっと改造された五目並べです。囲碁は時間もかかるしルールが難しいという人でも、一度ぐらいはおじいちゃんちの碁盤にとりついている平安貴族と五目並べをやったことはあるでしょう。


プレイ時間:1ゲーム5分ぐらい

プレイ人数:2人

運用素:★☆☆☆☆

難易度:★☆☆☆☆

世界的知名度:★★★☆☆

歴史:★★★☆☆

用意するもの:碁盤と碁石(気合がある人は紙とペンでも代用可能。もっと気合がある人は脳内でもできるかも・・・)


正確には15x15の、囲碁用のモノより少し小さいサイズを使うらしいですが、普通はあまり売っていないのでひとまず囲碁盤でやってもたぶん問題ないでしょう。形から入る人はおじいちゃんちの碁盤とのこぎりでDIYしてみてください。あ、自己責任で。


連珠の原型が生まれたのは1700年代の日本らしいです。1899年に連珠という名前がうまれ、100年以上の年を経て世界中で親しまれるようになりました。世界選手権も開かれており、日本、中国、ロシア、エストニアの活躍がみられます。



画像はwikipediaより(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%A3%E7%8F%A0)


2. ざっくりルール説明


先ほどちょっと触れましたが、このゲームはほぼ五目並べです。


①黒が先手、白が後手で交互に石を打っていき、先に縦か横か斜めに5連続を作ったほうが勝ち。


②一度打った駒は自分、相手問わずとれない。


③黒には禁手が存在する。

はい、五目並べが生まれたころのルールはおそらく①と②だけだったでしょう。しかし、これでは先手の黒が有利なのは明らかです。というか必勝法が見つかっています。そこで平等を期すため黒には打てない場所が存在するようになりました。五目並べの勝ち方はあいてのうっかりがない限り、四三、四四、三三のいずれかを作ることです。四三とは四連続と三連続が同時にできる形(四のほうは片方が相手の石で止まっていてもいい)で相手は両方を同時に対処できません。四四、三三も同様です。このうち、黒は四四と三三は禁手になっていて、打つことができません。また、黒だけは長連と呼ばれる、六石以上つながった形になることも禁止で、勝つときはピッタリ五でなければなりません。


ここまででひとまず競技にはなりますが、厳密には黒が有利らしいです。せっかくなので本格派のルールまで紹介しておきます。紹介するのは「2題打ち」というルールで、このほかにもいくつかルールがあります。


④1手目は天元、2手目(=白の1手目)は天元の周囲8マスのどこか、3手目は天元の周囲5x5のうち空いている23マスのどこかに置く


天元は碁盤の中心のことです。対称性を考慮すると2手目は天元の上と右上の2通りで、どちらもC2対称性を持つため、3手目はそれぞれ20/2+3=13通りの合計26通りあります。

この26通りにはすべて「花月」「疎星」「名月」などのかっこいい名前がついています。

天文部出身の僕としてはワクワクします。


⑤白は4手目を打つ前に、相手に4手目を打たせて自分が黒番になる権利がある。4手目以降はどこに打ってもいい。

(以降手番が入れ替わることはないです)

⑥黒は5手目を2か所うち、白がそのうち1つを選び、5手目を確定する。


以後自由に打つ。

後半のルールは結構ややこしいようで、1回やればたぶん覚えられます。



3. このゲーム面白いのか?


この競技、初めて見た時の僕の感想は以下のようなものでした。


①「ゲームの複雑性はあまりなくいかに記憶するかのゲームで、考えることなどほとんどない気がする」

②「そもそも先手必勝のバランスの悪いゲームにややこしさを加えて平等にしてもなんか美しさを感じない」


①について、考えてみましょう。

連珠は二人零和有限確定完全情報ゲームというものに属します。

零和とは片方が有利になれば、もう片方は同じだけ不利になっているということ、有限とは無限ループのような一生ゲームが終わらない局面が存在しないこと。確定とはさいころの出目のような不確定要素がないこと、完全情報とは、ポーカーで相手の手札が分からないというような不明情報がないことを示します。同じジャンルに将棋や囲碁などが入ります。

(すごく細かい話ですが、将棋の千日手は起きた場合、無限ループではなく引き分けとなるので「有限」です。)


この種類のゲームはお互いが最善を指した場合「先手必勝」「後手必勝」「引き分け」のいずれかに帰結するというルールがあります。


つまり将棋も囲碁も神様の視点からすれば記憶ゲーであり、先攻後攻じゃんけんですべてが決まります。しかし、複雑であるため、これらを記憶ゲーとか、じゃんけんゲーという人は少ないでしょう。連珠は一見複雑に見えないため、この印象が強く残ったのでしょう。


しかし、一回やってみればわかります。このゲーム予想よりはるかに複雑で、戦略もほかのゲーム同様にあります。少し調べればいろいろ出てきます。つまり①の印象は僕の思い込みに過ぎなかったということです。


え、どういう戦略がいいのか?どういう風に戦えばいいかって?それはまたそのうち書きます。なぜなら僕はまだ1回しかこのゲームをやっていないのでよくわかんないんです(笑)

だから教えてください・・・


②について、僕の考えは変わりませんが、一方で別の見方をすることもできます。それについては次で述べます。



4. 特徴と面白さ


●一瞬の切りあい、常にクライマックス


先ほどのべた通り、このゲームは将棋や囲碁と同様の性質を持ちますが、これらとは明らかに違うことがあります。それはいきなりクライマックスであるということです。将棋や囲碁はまともにやったら序盤、中盤、終盤と展開がありそんなにすぐ終わることはありません。しかし連珠は一瞬で終わってもおかしくありません。下の図は第55期全日本連珠名人戦挑戦者決定リーグ戦で現れた1局で、6手完、白勝ちとなったようです。(https://book.mynavi.jp/978store/detail/id=112184より引用)


プロ同士の対局ですらいきなり対局が終わりうる、将棋や囲碁で最も時間を使うクライマックス局面がずっと続く、そんな競技一回やってみたくないですか?




●先手後手でルールが違う珍しいゲーム


前にも述べましたが通常の「五目並べ」は黒が圧倒的に有利です。それをなんやかんやして平等にしています。その結果、黒と白でルールが異なるという性質を持ちます。たとえば、白側では「黒側に禁手を打たせる」というのが大きな作戦の一つになります。もちろん、うっかり打たせるというわけではなく、「黒が禁手を打てない」という制約を利用して白の三や四を止められないような形にするという意味です。この性質をどう捉えるかは人によりけりですが、前向きに捉えると、黒と白で2倍楽しめるゲームというふうにも考えられます。



6. アプリで気軽に遊べる


気軽に試してみたい方には五目クエスト(https://apps.apple.com/jp/app/%E4%BA%94%E7%9B%AE%E3%82%AF%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%88/id1321937542

というアプリがあります。このアプリで級または初段になると、申請すれば日本連珠社から公式の免状がもらえるとことなので、公認なのでしょう(http://tokyo.renju.jp/quest.html)


シンプルなアプリなので、操作性で迷うことはないと思います。無料です。

鶴も1局だけやってみましたが、特に不便に思うことはありませんでした。




7. あとがき


けっこう知ってる風に書きましたが、僕このゲームアプリで1局しかやったことがありません。ようするに戦略は全くわかりません(笑)。そのうち勉強する・・・気がするので、その時に戦術の話は書きますね


参考サイト

日本連珠社(https://www.renjusha.net/

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