1. 前書き
こんにちはICBC管理人の鶴です。
お久しぶりです。久しぶりになってしまった理由はほかでもありません。僕の気分です。
さて、久しぶりに書く記事がシリアスっぽい内容だと何かあったのかと思う人もいるかもしれませんが、何もありません(笑)
これからまた定期的に更新していきます。たぶん。もう一人の管理人の亀さんにも記事書いてもらいたいなあ・・・
2. ブリッジの競技人口推移
元も子も無いような話ですが、ブリッジの競技人口の正確な推移は正直わかりません。しかし、JCBL(日本コントラクトブリッジ連盟)主催試合への参加者数で概算はできます。ここ最近急に「試合には出ないけど友達とブリッジをするようになった」人の割合が増えていないという仮定を置いています。
さて、JCBL主催の試合はグレードがあり、国内の試合の中で一番グレードが高く、参加者が多いのが「ナショナル」です。代表的なナショナルである、朝日新聞社杯と高松宮記念杯のここ最近の参加者数の推移を見てみましょう。
2010年ごろまで朝日の参加者数は増加を続け、最盛期には160テーブルに達します。高松のほうはほぼ横ばいです。(主旨とはあまり関係ありませんが高松はノックアウト式で、2回負けると終わってしまうこと、最大5日間続くので日程調整が大変なことが初心者には敷居が高く感じられるかもしれません)
2015年から2020年に至るまでにテーブル数は減少を始めます。コロナの影響が出る直前の2019年時点で高松は最盛期から40%減、朝日は最盛期から25%減となっています。
2020年からはコロナの影響もありテーブル数は全盛期の半分以下になり、現在はやや回復傾向にあるものの、これ以上の回復が見込めるかは怪しいところです。
3. 原因は何か
●2015年からのプレイヤー数減少について
僕の主観も入っていますが、間違いないと思うのは、ブリッジプレイヤーの大半が高齢者であることです。JCBLの事業計画書でも高齢化対策はメイン課題の一つになっています。
2021年3月時点でのJCBLのA会友(一般会友)は2,059人、B会友(70歳以上または26歳以下)は3,785人です。26歳以下のプレイヤーはほぼ全員が大学のブリッジサークルに所属しているため、100人程度と見積もれます。要するに現在のブリッジプレイヤーは半数以上が70歳を超えており、年齢が下がるにつれて人数も減っていくと想定されます。
僕部外者なんでわかんないんですけど、たぶんこの競技性質上、競技参加者数が何人でも運営側のかかるコストって大して変わらないんですよ。ブリッジセンターの家賃などがメインの出費でしょうし。だから、一定のところで限界が来ちゃうような気がして怖いんですよね。
●コロナの影響
僕はコロナと相性悪い選手権があったらコントラクトブリッジはかなり優勝候補筆頭じゃないかと思っています。
密集、密閉、密室の三冠を全部同時に達成し、しかもプレイヤーの半分以上が高齢者というおまけつきです。
コロナで人が減るのは仕方のないことですが、この機会に引退を考えている人も一定数いると考えられどれだけ戻せるかは難しいところ・・・。というか戻る人はもう戻ってきている気もする。
3. どうすればいいんでしょ
僕べつにJCBLの職員じゃないし、ブリッジがなくなっても趣味は沢山あるんでいいんですよ。でも、これまでもブリッジセンターがなくなったり、6部まであったリーグが2部まで減っちゃったりして悲しいじゃないですか。だからみんなブリッジ始めましょ(笑)
とりあえずオンラインからなら気軽に遊べますから~~。
あとどうすればいいか意見がある人教えてください!僕ができることならやるかもしれません。
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