1.前書き
こんにちはICBC管理人の鶴です。最近ちょっと過ごしやすいですね。さて、みなさん、人生で一度は何かしらで「マスターになりたい」と思ったことがあるとおもいます。
ポケモンで殿堂入りを果たすとえられるポケモンマスター、バーやカフェを開業することでなれるマスター、大学院修士を修士することでなれるマスター、いろんなものがありますね。しかし、その難易度はものによって違います。なんかマスターを名乗りたいなあ。。。
そんなあなたにお勧めの競技、コントラクトブリッジの話です。
ちなみに冗談ではなく本当に簡単ですからぜひ読んでね(笑)
2.いろんなマスター
さて、当然ですがジャンルや競技ごとにマスターの難易度は違います。
例えば世界でもっとも難しい資格の一つとされるマスターオブワインは、実技(36種類のテイスティング)、学科(14種類の学科論文)、そして研究調査課題提出(10,000wor卒業論文)を6年以内に通す必要があり、世界で340人、日本では2人しかいません。無理です。
また、剣道や弓道などの武道でマスターと英訳されるのは「範士」呼ばれる位で、これは何十年も極めた人が、数年に1人の頻度で合格するレベルです。これも無理です。
現実的にできそうなところまで行きましょう。一般的にマスターと呼ばれる「大学院修士号」も取るのはそんなに簡単ではありません。大学を卒業した後2年間で修士論文をまとめる必要があります。僕も昔取った時は死にかけていました。
カフェやバーのマスターになるもの大変です。まず自分の店を持つ必要がありますし、技術がなければ店がつぶれてマスターじゃなくなってしまいます。
思い切って競技部門に移してみてみましょう。バックギャモンにも「マスター」と呼ばれる称号があり、PRと呼ばれる「最強AIが判定する間違いの量の指標」が6以下になる必要があります。これは世界選手権に参加するプレイヤーの平均値で、トレーニングしないと長年やっても到達できない方が普通でしょう。
マスターを名乗るのは結構大変なのです・・・
3. コントラクトブリッジのマスター位
さて、コントラクトブリッジにもマスターが存在します。これまでの話とちがうのはマスターがいっぱいあることです。ブリッジにおいて、マスターは「段」のような扱いになります。試合で入賞すると「マスターポイント」というポイントがもらえ、それが一定値を超えると称号が付きます。減ることはありません。ダイヤモンドライフマスターになるには10000点貯めないといけないのでとても大変ですが、、、下の図を見てみましょう。ただのマスターなら20点で行けます。
マスターポイントは最高ランクの試合で優勝すれば一日あたり20点以上入ることもありますが、初めてすぐの初心者はさすがに無理だと思います。でも大丈夫、初心者向けの試合もたくさんありますし、そこで優勝すれば2~4点ぐらい入ります。優勝できなくてもなんやかんやで1点ぐらいは入ります。つまり10回ぐらい試合に出れば全然マスターにはなれてしまいます。マスターオブワインの1000倍は簡単です。これで履歴書に書けることが一つ増えましたね(笑)
ダイアモンドライフマスター:10000点
ゴールドライフマスター: 5000点
シルバーライフマスター:2500点
シニアライフマスター:1000点
ライフマスター:300点
シニアマスター:100点
ナショナルマスター:50点
マスター:20点
ジュニアマスター:1点
3. ブリッジの〇〇マスターはどのくらいの実力なの?
では〇〇マスターは囲碁や将棋の「段」に変換するとどのくらい大変なのでしょうか。囲碁、将棋と同様、段は一度上がると下がることはありません。ですので段が上だからうまいということにはつながりません。ある程度相関はあります。
僕が大学生のころ聞いた話で、なんとなく共通認識っぽくなっていた話ですが、学生なら、「ライフマスター」=「アマチュア3段」ぐらいなのではないか。ということでした。ライフマスターは300点で、熱心に活動して試合に出ている人なら3年ほどで、ものすごく早い人なら2年かからずに到達します。無理やり対応させるなら、マスターは1級、ナショナルが初段、シニアが2段、ライフが3段、シニアライフが4段、シルバーライフが5段、ゴールドライフが6段、ダイヤモンドライフが7段、20000点で8段、30000点で9段ぐらいですかね・・・。
個人的な感覚ですが、「これはうまくなるまでは部室で練習していて初心者向けの試合には出てこない学生ならば」という意味合いだと思っていて、初心者向けの試合にいっぱい出てポイントを稼ぐなら、ライフマスターで初段ぐらいだとも思います。シニアライフ以降は差はないと思いますが。
あくまで大体ですよ。試合に出ないけど強い人もいっぱいいますし、その逆もいっぱいいますから。(笑)
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